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2016年2月29日 (月)

昨シーズン回想3 山とヤマト

 9月某日、父の提案で初めての南アルプスへ。

 

 標高2000mの地で手にしたイワナは、憧れのヤマト・・・

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 水温が低いため、体にはすでに夜空のような藍色の錆びが差し始めていました。

 その上に浮かぶ星々は、かなり赤みの強いオレンジ。

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 白点は淡く、背中ではほぼ消えかかっています。 確かに、ニッコウイワナとは少し違った血が流れているように見えます。

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 流石は人気河川の野呂川だけあって、源流近くの両俣小屋周辺でも先行者が多く、たくさんのヤマトには出会えませんでした。

 それでも嫌な感じはなく、漁協や釣り人が大切にしているのがよく伝わってくるいい川でした。

 ちょっと経験したことのないタイプです。

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 周囲には野生動物の濃厚な気配も。 小屋のテン場からいくらも離れていない木の幹に、しっかりとクマの爪跡が刻まれていました。

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 いつもより少し怯えながらのテント泊。 緊張のせいか興奮のせいかは分かりませんが、よく眠れませんでした。

 眠っては目を覚ましての繰り返しで、いつのまにか2日目の朝を迎えていました。

 明け方の気温はなんと5度。 昨年の体感で最も寒い朝は、まさかの9月中旬のこの時でした。

 さて、2日目は釣りではなく、登山。 

 目指すのは北岳の頂。 

 野呂川左岸の尾根を延々とつたい、小屋の前ではあれだけの水量があった野呂川の源流を越える。

 森林限界を突破し、間ノ岳(3189m)、中白根山(3055m)を経て、ついに主峰北岳が姿を現しました。

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 “自称”晴れ男の父の力か、最高の天気。

 さあ、もう一息。

 一歩一歩踏みしめながら前進し、数十分後・・・

 ついに、日本第2位の高峰、北岳の頂を踏むことができました。

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 天国のような景色と、今まで知らなかった何ともいえない達成感。 これが登山の魅力なのでしょうか。

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 こうして登山と釣りを通して、南アルプスの雄大さを知った遠征は無事に終了。 日程が遅れたり、トラブルもありましたが、まったく知らない遠くへの旅はいいものですね。

 これに味をしめてしまって、今年は北アルプスに行こうか、なんて父と話し合っています。

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