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2015年6月

2015年6月20日 (土)

リベンジ?

 6月6日。

 前週のバラシが頭から離れなくなり、再び鬼怒川へ。

 下流部は鮎解禁前日ということで、このあたりでヤマメ狙いの人が思う存分竿を振えるのは実質この日が最後。 さぞ混むかと思いきや、意外にも閑散としていました。

 ゆっくり家を出てきたにもかかわらず一番乗りでポイントを一人占め。

 いくらか増水しており流れの状態も良し。

 気合いを入れつつ、のんびりと。

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 流芯が開くあたり、30メートルほどありそうな川幅の真ん中でガツッとスプーンが止まり、グングンと頭を振る感触が伝わってきました。

 一旦大人しくなるまでやり過ごし、動きが止まったところで最後の一暴れに備えつつゆっくり寄せる。

 見える範囲まで来たあたりでやはり再び身をよじって抵抗を始め、サッと足元を走り抜けて上流に突っ込みました。

 恐らく尺くらいのヤマメ。

 なかなか弱る気配を見せずに目の前を走り回られ手を焼きましたが、やがて大人しくなり、近くの浅瀬に誘導しました。

 鵜にかじられたのか、反対側の鰓蓋と下顎に大きな傷。 尾鰭にも喰いちぎられたような再生痕がありますが、逞しくもすっかり元気を取り戻しているようでした。

 そこはかとなく漂うマス感とあの走力は大移動型の証でしょうか。

 サイズは31センチと少々小ぶりなものの、久しぶりに下流部で尺を越えられたというのは十分喜ばしいこと。

 それでも前週の引きを体験しているだけに、軽いな、と感じてしまいました。 ファイト中もまるで渓流のヤマメと戯れているような感覚。

 過去にも鬼怒川であれほどのファイトを体験したことはありませんでしたが、姿が見えなかっただけに大物である確信が持てませんでした。 しかしこの日の尺ヤマメを基準にすると、かなりのサイズだったことが分かってしまいました。 一体何倍のパワーがあっただろう・・・

 

 

 結局熱を冷ますことはできず、翌日も鬼怒川を打つことに。

 鮎の解禁日で大物が期待できる下流部には入る隙がなくなり、悶々としながら僅かな望みに賭けて上流部へと向かいました。

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2015年6月12日 (金)

大物の感触

 

 久しぶりにやってしまいました。 しばらく掛けてすらいなかったこれぞ鬼怒川というようなサイズのヤマメ。 ようやくヒットしたと思ったら、バラシです。

 およそ半月前の5月31日。

 前日に用事で栃木に帰ることになり、翌日、午前中の空いた時間のみ鬼怒川へ。

 時間もあまりないため、選んだ場所は宇都宮市内の下流部。

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 本命のポイントには既に先行の方が入っていました。 しかし攻めずらい対岸からのアプローチであったため、こちらにも充分勝機はあると判断。 空いた頃に再び攻めることに決めて移動しました。

 移動した先で、小さいながらも立派な本流体型をしたヤマメがヒット。 ひとまずボウズは免れたことに安堵し、リリース後に少し休憩。 その後に先程の本命ポイントへと向かいました。

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 太い一本の流芯が川底を深くV字に削り、対岸はテトラと護岸で手前は強い反転流の入った砂底。 魚が着くなら、反転流が弱まり流芯が少し勢いを落としているあたりでしょうか。

 対岸の弛みに10グラムのスプーンを落とし、流芯の下をくぐらせるイメージでスイング。

 そうして釣り下っていくとまもなく、流芯のど真ん中で凄まじい衝撃が手元に伝わりました。 

 合わせを入れるまでもなくヒットした魚はおよそ20メートルも一気にドラグを引き出し、あっという間に遠くへ行ってしまいました。 ダッシュが止まったかと思えば、今度は激しいローリングの手応え。 なんとか持ちこたえ、少し寄せたかと思えば再び走られ、また行ってしまう。 それでもなんとかじわじわと距離を縮め、もう少しで姿が見えるというところまで寄せた時・・・

 なんの前触れもなくスッとテンションが抜け、スプーンだけが帰ってきました。

 フックはまったく無事。 ドラグのテンションを落とし、口切れにも対策は打っていたはず。

 どういう理屈でバレたのかすら見当がつきませんでした。

 ただ、あの時自分にそれ以上できることはありませんでした。 今回は相手が1枚上手だったということで諦めましたが、せめて姿を見てどれほどのサイズかだけでも知っておきたかった。 

 やっぱり悔しいものは悔しい。 どうしても諦めきれず、翌週も来る決意をして川を後にしました。

 そして翌週。 その時に釣れた尺ヤマメが、この時にバラした魚がやはり大物だったということを証明したのでした。  

 

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