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2014年11月

2014年11月12日 (水)

スプーンのチカラ

 

 本流に限れば、私はスプーンが大好きです。 渓流ではミノーの方を頻繁に使いますが、本流では丸1日スプーンしか使わない日も珍しくありません。 

 そんなスプーン大好きになったのが、およそ3年前。 その前の年まではまだミノーの活躍が圧倒的で、スプーンでの釣果は数匹のみだったと思います。 まあ楽に使えるミノーのほうが使用頻度が高かったので、当然の結果です。 しかし、当然と分かっていても、結果を出したものには頼りたくなります。出番を与えられてさらに結果を出していくミノーの一方で、実績のないスプーンはきれいなままでいつまでも残っていました。

 

 しだいにスプーンへの苦手意識が生まれてきて、これではいけないと思い、翌年から私のスプーン修行が始まったのでした。 

 ミノーは我慢の続くかぎり使わず、いつでもどこでもスプーン。 ミノーですら上ずりそうな瀬でもお構いなしでスプーン。 とにかく使い倒しました。 そうしているうちに実績も徐々に出始めて、結局はミノーよりもコンスタントに釣果がでるようになりました。

 スプーンを使ったことで流れの構造やルアーのコントロールも、ミノーを使っていた頃よりも分かってきました。 結果的にミノーの扱いも上達した訳です。 

 こうして当初の苦手意識の克服という目的は無事果たせたのですが、それでも未だにスプーンを使い続けている理由は、とにかく使っていて楽しいから。 ミノーと違って、早い流れにダウンで入れれば、スプーンは簡単に飛び出してしまいます。 そこをコントロールして釣ったときに味わえる、「釣れた」ではない「釣った」感がたまりません。 何十メートルも先で掛けた魚をじっくり寄せてくる楽しさも、飛距離の出るスプーンならでは。

 ただ、本流のダウンの釣りで気になるのが、スプーンの回転による糸ヨレ。 当初はこれのせいでトラブルもけっこう起こりました。 こればかりは、克服するには、スプーンの性能に頼ることになります。 色んな製品を試して現在辿り着いたのが、水流の変化やアクション、巻き速度のムラなど、ちょっとしたテンションの変化で回転の方向が逆転するタイプのスプーン。 名前を挙げれば、タックルハウスのツインクルスプーン、アングラーズリパブリックのアビス、カレンなど。

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 中でもツインクルの9グラムは手放せません。 このルアーのいいところは、引き抵抗の軽やかさ。 スプーンを強い流れに入れた時にありがちなもったりした感じがなく、爽快な使い心地が特徴です。 ただひとつ難点なのが、表面の仕上げが凝っているためか、スプーンにしてはお高いこと。 ウロコのシートを貼ったりコーティングしたりはカットしてもいいので、安くして欲しいところです。

 

 さて、スプーンにまつわることをいくらか語ってきましたが、結局なにが言いたいのかというと、スプーンも楽しいですよ、という事です。 きっとミノーがメインでスプーンの出番はあまりないという人が多いと思いますが、スプーンを使うことで、ミノーにも応用できる新たなメソッドが生まれるかもしれませんし、スプーンでしか味わえない楽しさもあるはずです。

 私も、釣りをもっと楽しむために、これからもスプーンを使い続けていくと思います。

 来年からスプーン使ってみませんか?

 

 

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