« 2014年1月 | トップページ | 2014年3月 »

2014年2月

2014年2月28日 (金)

去年の釣り5  目標の大ヤマメ

 

 釣りを始めて以来、ずっと変わらずメインのターゲットはヤマメです。 ヤマメの中でも、始めてすぐの頃は鬼怒川の本流ヤマメに夢中になっていましたね。  それまでの川遊びの経験や図鑑の知識では、ヤマメはどんなに大きくても30センチ程度にしかならないと思っていたので、40センチを超えるヤマメが狙えるというのは、それだけで魅力的でした。

 で、今はどうなのかというと、専ら渓流の居着きヤマメに嵌っています。 本流から渓流へ、そのターニングポイントとなったのが、この魚。

 130102_134502_1

 2009年、中学3年の時に釣った52センチ。 当時、震えるほど嬉しかったのは今でもよく憶えています。 しかし同時に、これはヤマメなのか?とも思いました。  どちらかといえばサクラマス、というよりはヤマメである要素を見つける方が困難な個体。  

 

 本流のヤマメにもそれならではのカッコよさがありますが、やっぱり自分の中でのヤマメは、小さい頃から馴染んできたパーマークのある魚なんだと思いました。

  あ、ちなみに上の画像に07ステラが写っていますが、これは父のです。 中学生の自分にはとても手が出ませんからね。

 

 さて、前置きが長くなりましたが、かくして翌年からパーマーク付きの大物が釣りたい、しかも秋にというのが最大の目標になました。 それからフィールドも徐々に上流へと移っていき、今に至ります。 

 それでも、今までの移動手段が自転車で、その限られた行動範囲の中には本流や里川しかなく、理想的な渓流にはなかなか行けませんでした。 加えて9月20には禁漁になってしまう上に残暑も厳しい栃木では、秋ヤマメという目標もプラスすると、かなり達成困難な目標でした。 そんな訳で目標に近いヤマメが全く釣れない期間が長く続きましたが、昨年ついに目標達成といってもいいヤマメとの出会いを果たしました。

  P9120983_2

 今まで釣ってきたヤマメは35センチを超えると例外なくパーマークが薄くなっていましたが、このヤマメは35センチでありながら青いパーマークをしっかりと残していました。

  P9120977

 

 そしてこの体高。鼻の落ちは少し足りないものの、雄なのか背中が盛り上がり始めていました。 測るまで40センチ近いと思っていたほどにボリュームと迫力があり、2009年の本流ヤマメ以来、久しぶりに震えました。

 埼玉に引っ越すことが決まった時、全く知らない川での釣りに、正直自分の実力では期待は出来ないだろうと思っていました。 今年も目標のヤマメはお預けだろう、と。 しかし無欲の勝利か、地元ではまるで近づけなかったヤマメが、何も知らない新天地で釣れてしまった。 間違いなくまぐれですが、まぐれでも充分すぎるほど満足でした。

 こうして、去年から始まった新たな環境でのシーズンは最高の形で幕を閉じました。 年明けからちまちまと書いてきた去年のハイライトも、これで最後です。 

 そして気付けば、新たなシーズンの始まりが明日に迫っています。 あまり天気はよくなさそうですが、今から栃木に帰って解禁を迎える準備をしようと思います。 シーズン中に更新するのは2年振りになりますが、また宜しくお願いします。

 今年も、いい魚が釣れますように。

 Photo_3  

 

 

 

 

 

2014年2月 1日 (土)

去年の釣り4 新潟

 

 去年のお盆は父と新潟へ遠征。 何度かここで父が話していた水系です。 その中のある1本の沢は、かつては大イワナの住処で、何と60センチオーバーが2度も捕らえられていました。 最後に捕られた方でも、その時私は3歳だったので、もう15年以上も前ですが。

 

 そう、残念ながら、昔の話なんです。現在では、当時の面影が全く感じられない流れになってしまいました。

 ここで大イワナを見たのは、私が最後でした。小学4年生の頃に明らかに40オーバーの個体を見たのですが、その頃はすでに環境悪化の進行の最中でした。 今では水質が目に見えて悪くなり、大イワナどころか魚影自体が薄くなってしまいました。

 

 川の悪化が始まる頃、上流に小さな観光施設ができました。 これが原因と断定することはできませんが、全く関連がないとも言いきれません。 とにかく、この沢は変わってしまいました。 魚の有無以前に、記憶と違う藻のはった流れには魅力が感じられません。

 

 

 しかし今年、同水系の父も訪れたことのなかった最奥部には、昔の片鱗が残っていました。

 

 釣り人の形跡はもちろん、砂防堰堤一つない完璧な自然。 森に浸食された古い登山道だけが、人間の唯一の痕跡。あの沢と同じ山に水源があるとは思えない程の水の透明度。 そして、元気な艶々のイワナたち。

 

 父から聞いていた昔の川を彷彿とさせる魚影の濃さには、ただただ驚かされました。 バラシも含めれば、二人で何匹掛けたことか・・・

Photo

 最大は泣き尺でしたが、まだ若々しく見える個体です。 きっと今頃は尺を越えて、まだ大きくなっていくのでしょう。 そして、この沢にはもっと大きい個体がいて、伝説になりつつある60オーバーも、きっとこの沢の何処かにいるのではないか、そんな風に思いました。

 

« 2014年1月 | トップページ | 2014年3月 »